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ベテラン看護師直伝!夜勤の乗り切り方

群馬県前橋市で看護師として働く30代女性
脳神経外科4年、救急外来3年、救命救急センター5年

救急大好きの卒後13年目の看護師です。

患者さんが急変しないよう祈りながらの夜勤

三次救急の総合病院で働いています。
救命救急センターで勤務をしているので、やはり患者さんの急変は付き物です。
一番怖かったのは、翌日退院予定の患者さんが夜中に大量に吐血して、ベッドサイドは血の海になっていたことです。
みるみるうちに血圧が下がり、ショックバイタルになってしまいました。
吐血の原因は食道静脈瘤が破裂したことによるものでした。
夜勤のスタッフ、当直医、みんなで救命に当たり、なんとか患者さんは助かりましたが、本当に怖かったです。
バイタルが落ち着いた頃には、輸血のパックが山のようになっていました。
夜はスタッフが少ないので、急変が起こると本当に大変です。
夜勤の前はいつも何も起きませんようにと祈る気分です。

夜勤の恐怖!心霊体験

夜勤中、患者さんが夜中に突然、「天井に人がいる、そこに誰かいる!」と言い出すことがあります。
そういう霊的なものが見える看護師も中にはいるのですが、他の看護師が怖がるので口にしないことが多いそうです。
しかし、患者さんは必ず看護師に伝えてきます。
私には見えないので、どう対応していいのかいつも悩みますし、その部屋に入るのが怖くなってしまいます。
私は見えませんが、夜勤中変な物音や気配は感じたことがあります。

夜勤後のお楽しみで夜勤を楽しく

夜勤で楽しく働く秘訣は、夜勤の後のお楽しみを1つ作っておくことです。
夜勤手当はいい励みになります。
みんなで頑張って夜勤終わらせよう!という雰囲気になりますので、夜勤のメンバーと一緒にできることだとなおいいと思います。
私はよく夜勤メンバーで美味しいランチを食べに行くことにしています。
お昼からお酒なんかも飲んだりします。
夜勤後の疲れた体に一杯は格別です。
そんなことを楽しみに、みんなで夜勤を頑張っています。
休憩は救命救急センターなので、重症患者さんが多かったり、急変があったりするときちんと取れない時もあります。
体力的にきつい夜勤ですから、スタッフ同士協力してなんとか休めるように努力することも大切です。