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看護師としてお給料を下げずに転職しました

福岡県福岡市で看護師として働く30代女性
病棟看護師(精神科3年半、脳神経外科5年)


精神科では3年半働き、その後脳神経外科のある病院へ行き5年働きました。
1人暮らしをしておりますが、近くに実家があり生活費を入れている30代独身看護師です。

お給料23万円、夜勤手当1万円

精神科で有名な病院で勤務しています。
病院と付属した看護学校で学んでいたため、卒業後はいわゆる「御礼奉公」という形で勤務しておりました。
新人として働き始めた時は、お給料は手取りで23万円くらいでした。
夜勤手当も1回あたり1万円ついていたので、同年代で事務職に就職した友達と比べるととてもよかったことを覚えています。
しかし、看護師としての仕事は自分で想像していたよりきつかったので、妥当なお給料だと思います。
新人時代は、全くの新人であるので、経験豊富な先輩看護師に指導して頂きました。
主に患者様と接しますが、基本は勉強重視の毎日でした。
患者様に看護を提供する前は必ず、計画書もしくは看護手順を記載した物を提出し、先輩よりOKの許可がでてからの看護提供が殆どでありました。
また、実際の看護や業務を先輩と共に行い、先輩の動きや援助方法を見て学ぶという教育を受けていました。

一般科での看護経験を得るため転職

とにかく、提出物が多かったことがつらかったです。
そして、手当はありましたが夜勤も慣れるまではきつかったです。
仕事をして、家に帰れば未だ慣れない仕事に疲れを癒しきれずに次の日の看護手順を用意していました。
今思えば提出物の内容は薄いものであったのだと思います。
突き返されたとこもありました。
今、看護師として働き始め10年近くになりますが、はじめの土台としての病棟が精神科であった事が失敗だったのかと思っております。
数年で一般科の急性期で働いている同期の子との知識や技術量の差を感じた時は、失敗したかなと感じた反面、次のステップに進もうと考えたのを覚えています。
もちろん精神科で学ぶ事も多く、おそらくそれは一般科病棟勤務では得る事は出来ない事を学びました。
しかし、長く看護師として働いていく事を考えていたので、一般科での看護経験を得たいと思い転職しました。
精神科の患者様と接していると脳に興味をもってしまったのも理由のひとつですね。
次の職場は脳神経外科での病棟勤務となります。
手術目的の入院・検査目的の入院・治療目的の入院が主であり、手術前から術後1日目からの看護を行っていました。


お給料を下げずに転職することも可能

10年も看護師をしていると、新人であった頃の自分と重ねて新人さんを見る事が多く、「エビデンスや看護展開方法が薄いな…私もそうだったのか。」と感じる事が多いですね。
ですが、それもまた仕方ない事であることも分かるので、頑張ったのだという結果を認めるように努めていくようにしています。
つらそうな顔をみるのもつらいので。
まず、どんなにつらくても大変でも初めての病棟・病院は3年は続けてほしいですね。
良いも悪いも1年では分からないと思います。
あとは良い先輩を見つける事ですね。
厳しくても自分を見てくれている先輩がいたら頼っていいと思います。
そして、看護師であれば転職は結構簡単にできます。
3年働いて、今の職場で働き続けることに疑問を持ったら、ぜひ転職してみてください。
私は転職する時、お給料も下がるのは嫌だったので、その辺も調べて転職活動をしました。