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看護師のやりがいはつらい新人時代を乗り越えた先に

兵庫県神戸市で看護師として働く20代女性
大学病院3年

新卒で大学病院に入って、内科病棟に配属されて3年目になります。
就職と同時にはじめての一人暮らしを始めたため、なかなか新生活になれることができずに大変な思いをしました。
私の病棟では、点滴療法や輸輸血血、抗癌剤療法を多く取り扱っています。
重症度や看護必要度の比較的低い病棟で働いているため、3年目ですが外科的な処置や人工呼吸器の取り扱いは苦手です。

指導してくれる看護師と馴染めなかった新人時代

病床数1000床を越える病院で、30以上の科をもつ比較的規模の大きい病院です。
対応は二次救急までですが、系列病院に三次救急に対応しているところがあり、希望を出せばそちらの病院に異動することも可能です。
看護師は若いスタッフが多く、部署の平均年齢は20代後半です。
指導してもらった看護師は、3年上の先輩で、あまり密接な関係はありませんでした。
病棟であえば時々声をかけてくれることはありましたが、院外であうことはありませんでした。

点滴でミス、孤独を感じる毎日

新人時代、点滴の開始間違いをしてしまいました。
抗癌剤治療を行う際に本来は開始しなければならない点滴を開始できていませんでした。
新人時代は、毎日分からない事、初めてやることの連続で、しかられてばかりでつらかったです。
毎日業務後に勉強していましたが、仕事にうまく生かすことができずから回っていました。
また、先輩によって指導方法が違うこともあり、前日に他の先輩に言われた通りにやったことでしかられることもありました。
どう動いていいか、どう声をかけていいかがわからずに毎日病棟にいるのがつらかったです。
また、病棟内で気軽に声をかけてくれる、声をかけられる人がいなかったこともあり、毎日孤独感を感じていました。

同期の看護師や家族に相談

落ち込んだ時は、同期や家族に相談していました。
具体的なアドバイスではなく、話を聞いてもらいなぐさめてもらっていました。
それだけで毎日頑張ることが出来ました。
そして今は、今後看護の幅を広げるためにも、外科への異動や留学、大学院進学等を検討しています。
看護師だけでなく、新人時代はなんの仕事でもつらいものだと思います。
それを乗り越えないと、仕事の楽しさややりがいはわからないのではないでしょうか。